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菊人間
仕事中、ピョン子が救急車で運ばれたんで病院に行ったよ。
ピョン子が蚊の屁のような音声で何か囁いてるんだけど、アコーデオンカーテン越しのベッドでは何やら大騒ぎしていて、うまく聴きとれないの。
看護婦が大声で「浣腸したら出ましたよー」と叫んでいて、男の医師が「おじいちゃーん、お尻に塗るよー。いきますよー」って予告してんの。
おじいちゃんはノーコメントで、付き添いの家族がそれを怒鳴りつけて、看護婦が「怒らないで、怒らないで」って言ってんの。
カーテンの向こうの絵が気になって仕方なかった。

ピョン子の状態はというと、専門医がいなかったんで「風邪です」だって。話にならないって思って「はい」って言って引き上げた。

帰る途中から、ピョン子は牛肉が食べたいぐらいに回復したんで、鳥肉を買った。まあ、落ち着いたんで安心したの。

ところが夜中になったらピョン子のおなかが激しく痛みだしたので、再び救急病院へ。
血液検査とかいろいろしたけど原因不明だって。ウンコを調べるってことで山崎医師にピョン子の後ろのヴァージンを奪われてしまったよ。

帰る途中から、おでんが食べたいぐらいに回復したから、おでんを買った。
安心した。
by 15kin | 2007-12-23 22:16 | 日記
金欲しい
昨日のババアが、ピョン子のほとぼりも覚めやらぬ今日、回覧板を届けにきて、おまけに余計なことを言ってったんで、爆発したピョン子が素手でガラスを割ってしまった。

「血がとまらない」ってメールが来たんで慌てて電話したけど、救急車を呼ぶのも嫌だと言うので、急いで帰宅した。足利から壬生まで15分、ハイスコアだった。
家についたら、ごみ箱の中には真っ赤な薔薇のようにティッシュが詰まっていて、枕もとにはピョン子の血と涙で重くなったタオルが二本伸びていた。

ピョン子は意識があって、出血もだいぶ治まっていたのは幸いだったが、ピョン子の痛々しい様子を見てたら涙が出てきてわあわあ泣いてしまった。ピョン子も泣き出し、二人でさめざめ泣いた。

一日も早くピョン子をこんな場所から遠ざけたいけど、実家に帰るのはふたつへんじで嫌だと言うし、数日中に引越し出来るほどの予算もない。
こういう状況の時こそ、第六感が研ぎ澄まされてロト6が的中すればいいのにと思う。
by 15kin | 2007-12-20 22:15 | 日記
アラゲキクラゲ
今夜の我が家は雑木林のように湿っている。
ピョン子はササクレヒトヨタケのように消沈し、俺はニガイグチのように不安と怒りに包まれている。まな娘のハムスターだけが、ツチグリのようにころころ廻っている。

原因は隣に棲んでいるヤマブシタケのようなババアだ。
一昨日あたり、ババアがどこかで車に当てられて怪我をしたらしい、ということを昨夜ピョン子に話したんだけど、それでピョン子は気を利かせて、朝からおでんを煮てババアのお見舞いにいってやったの。
もともと仲がよかったわけでもないけど、そこはもう単純にピョン子のブナシメジのような人柄なんだけど。
そしたらババア、感謝するどころか、タッパがどうだの、俺の出勤の時の迎えの車がうるさいだの、ヌメリイグチかつノウタケみたいにピョン子に不平をブッチャケタみたいで、親切をクレームで返されたピョン子から俺に、轟々泣きナガラ怒りナガラの電話がカカッテキタの。
「ババアの家にガソリン撒いて火を点ける」「トチギもウツノミヤも嫌い、九州帰る」と言われたっきり途中でケータイの電源がなくなり、その後の俺はムラサキシメジのようだった。
こんなろくでもないババアのおかげで我が家はホウカイのキキに陥った。
俺が帰宅したらさいわいピョン子は無事でいてくれて、そこは安心シタンダケどほとんど会話もしないで眠ってしまったので、まだ心配だよ。早く立ち直るといいけど。
そして早いとこ引越したい。
by 15kin | 2007-12-19 20:51 | 日記
じっくり煮れば鶏の皮
北関東はすっかり、おでんのおいしい気候になった。とか言うけど、おでんは夏でもおいしい。

仕事から帰宅したら、ピョン子がおいしいおでんを作っていてくれた。ハンペンは縮んでたけど、鶏の骨付き肉は重度の火傷でとろとろだった。

火燵の上の林檎がダイナミックに砕けている理由を、ピョン子に尋ねたかったのだけど、ピョン子はすでに肝臓のように大人しく、胆嚢のようにかわいらしく眠っていたよ。
by 15kin | 2007-12-06 21:07 | 日記



花を咲かせるのに言葉はいらない